遠隔操作クイックスタート
VR ヘッドセットの一人称映像を見ながら、コントローラー(またはデータグローブ)で双腕を操作し、同時にマルチカメラ映像と関節データを記録します。遠隔操作ソフトウェアは出荷時にエッジ AI コンピュータと VR ヘッドセットにインストール済みです。
ステップ 1:梱包姿勢の解除(初回のみ)
出荷時は梱包姿勢になっています。初回の電源投入後、次の 3 段階で遠隔操作の初期姿勢に移行します。
| 状態 | 左腕 関節角度(°) | 右腕 関節角度(°) |
|---|---|---|
| 1. 梱包姿勢(インピーダンスモードで接続) | 90, −90, 0, 0, 0, 0, 0 | −90, −90, 0, 0, 0, 0, 0 |
| 2. 原点(MoveJ で移動) | 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 | 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 |
| 3. 遠隔操作の初期姿勢(Home) | 97, −63, −63, −114, −21, 7, 31 | −97, −62, 63, −114, 21, 7, −31 |
ステップ 2:カメラ初期化とサービス起動
- エッジ AI コンピュータでカメラ初期化スクリプトを実行します(起動のたびに必要)。
- 遠隔操作ソフトウェアで全サービスを起動し、入力モードで「遠隔操作」を選択します。
ステップ 3:VR ヘッドセットの接続と設定
- LAN ケーブルの一端を電装ボックスの ETHERNET1 に、もう一端を LAN–USB Type-C 変換アダプター経由でヘッドセット左側の端子に接続します。
- ヘッドセットの Wi-Fi はオフにしてください(有線接続を推奨)。
- ヘッドセットと左右コントローラーのバッテリー残量を確認します(20% 未満の場合は充電・交換)。
- ヘッドセットを装着・起動し、ライブラリの「提供元不明のアプリ」から遠隔操作アプリを開きます。
- 設定画面で操作者の身長とロボットの IP アドレス(6.6.7.100)を入力して保存します。
- 前方に仮想アームが表示されたら、左コントローラーの Y ボタンで遠隔操作を開始します。
遠隔操作前のチェックリスト
- 非常停止ボタン、コントローラー電源、通信ケーブル、USB メモリ、ヘッドセットのバッテリーが正常であること。
- 操作しないときは待機モードに切り替え、誤操作を防ぐこと。
- ヘッドセットのバッテリー切れ・異常な電源断が起きた場合は、ただちに操作を中止すること。
ドキュメント